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Matterport

Matterport(マターポート・マーターポートともSaaS型汎用的なバーチャルツアー制作)に関する情報をご紹介。新機能・Matterport社のニュース・明段舎のMatterportを使用したバーチャルツアー制作の事例など活用方法について解説します。3Dモデリングやバーチャルツアーの作成に役立つ情報をお届けします。

Matterportの3Dバーチャルツアー制作ソフトを使ったバーチャルツアー事例にご興味を持っていただいた方は下記のランディングページまでご覧ください。

マーターポート・3Dウォークスルー

明段舎のMatterportソフトによるバーチャルツアー撮影サービスにご興味を持っていただいた方は下記までご覧ください。

マターポート3D撮影サービス

MICE施設の3Dバーチャルツアー:課題と解決策

MICE施設の3Dバーチャルツアー:課題と解決策

コンベンションセンターのバーチャルツアー

近年、「会議場」や「展示場」などのMICE施設において、3Dバーチャルツアーの導入が進んでいます。施設の魅力を世界中の利用者に分かりやすくい分かりやすく伝え、施設の情報提供を充実させるための有効な手段として注目されています。

しかし、いざ広大なMICE施設の3Dバーチャルツアーを作るとなったら、いくつかの課題が出てきます。この記事は、当社がコンベンションセンター大規模宴会室の3D撮影に当たって実際に直面した課題とその解決策をご紹介します。

課題1:スキャン範囲の決定と作業日数の予測

広大な施設では、スキャン範囲を正確に決定し、必要な作業日数を予測することが困難です。見積もりの段階で、正確な情報に基づいた計画を立てることが重要となります。撮影はイベント開催がない日に行われますが、撮影業者の時間的な予想が問われます。

解決策: 総床面積を基に、各ホールに付随するスペースを推測し、各ホールと付随する廊下等の当たり作業日数を算出することで、より正確な作業日数の予測が可能となります。

課題2:複数技術者によるスキャン作業の効率化

広大な施設では、複数人でスキャン作業を行う必要が生じます。その際、作業の効率化とスキャンデータ結合コストの削減が課題となります。

解決策: カメラ内にデータを保存するLeica BLK G1とiPad Proを使用することで、現場で2人以上の技術者が同時にスキャン作業を行い、データを効率的に結合することが可能となります。また、事後にソフト提供会社に依頼する必要がないため、コスト削減にもつながります。

課題3:広大なオープンスペースでのスキャンにおける位置合わせエラー

Matterport製のカメラは写真解像度に優れていますが、広大なオープンスペースでのスキャンにおいて位置合わせエラーが頻発するという課題がありました。これはMatterport製「Pro2」でも、「Pro3」でも確認した問題です。

解決策: 位置合わせ精度の高いLeica BLK G1を補完的に使用することで、この問題を解決しました。Matterport製のカメラとLeica BLK G1を併用することで、高画質と高精度な位置合わせを両立させることができます。

課題4:イベント開催によるスキャンの中断と状況変化

MICE施設では、イベント開催によるスキャンの中断や、再開時の状況変化への対応が求められます。

解決策: スキャンデータ自体を参考に、以前の椅子の並べ方などを確認し、連続性を確保することで、イベント開催による影響を最小限に抑えることができます。

課題5:「スクール」や「シアター」などのレイアウト変更への対応

MICE施設では、イベントや会議の目的に合わせて、レイアウトが変更されます。これを一つのバーチャルツアーで利用者に見せる方法が必要です。

解決策: 一眼やミラーレスカメラで360度写真を撮影し、Matterportの3D表示を補完する「MPEmbed」の機能で表示することで、様々なレイアウトに対応したバーチャルツアーを作成できます。

課題6:編集箇所に関するクライアントとのコミュニケーション

広大な施設では、編集箇所をクライアントに伝える際に、コミュニケーションが課題となります。「どこどこの壁に汚れがありますので、ぼかしを入れてください」など、メールでは伝えにくいです。

解決策: クライアントにバーチャルツアーの座標指定方法を指導することで、問題の位置に飛び込む直接URLの発行ができます。編集箇所を明確に伝え安くなります。また、メールでも視覚的な説明を容易にすることで、スムーズなコミュニケーションを促進します。

Kobe Convention Center 3D Virtual Tour

Kobe Convention Center Virtual Tour

The Interview on the We Get Around Network

Meidansha’s Daniel Brown was interviewed by We Get Around Network Forum Founder and Chief Editor Dan Smigrod on the WGAN Live at 5 show on Thursday November 7th 2024.

明段舎のブラウン・ダニエルジョンが、We Get Around Network Forumの創設者兼編集長であるダン・スミグロッド氏のインタビューを受けました。 インタビューは、2024年11月7日木曜日にWGAN Live at 5でライブ配信されました。

KCC Virtual Tour Explained Part 1

Part 1 Transcript

– You have this tour available. Can you show us this tour?

– このツアーを見せていただけますか?

– Sure, let me get it on my screen there.

– もちろんです。画面に表示します。

– I want to say that it’s in fact even while you’re setting up, so if you want to visit Daniel’s website: www.meidansha-co.com Tell us about this tour. It’s a very large project.

– 準備中ですが、ダニエルさんのウェブサイト www.meidansha-co.comにアクセスしてみてください。このツアーについて教えてください。とても大きなプロジェクトですね。

– Sure, can you see it on your screen at the moment?

– ええ、画面に表示されていますか?

– [Dan] Yes.

– [ダン] はい。

– Sure. Okay, so this was created using 3DVista and Google’s mapping tiles. They didn’t have the budget for 3D scanning this large area, but it does illustrate what the client wanted displayed. In particular, this is a monorail running from the middle.

– わかりました。これは3DVistaとGoogleの地図タイルを使って作成されました。この広いエリアを3Dスキャンする予算がなかったので、クライアントが求めていたものをこのように表現しました。特に、これは真ん中を走るモノレールです。

And the client has this monorail station, which you can walk off and then enter these four facilities that you can see marked with these lines and writing at the top here.

クライアントはこのモノレール駅を持っていて、そこから降りて、これらの線と上の文字でマークされている4つの施設に入ることができます。

So apologies because it’s in Japanese, but they are respectively, the Kobe International Meeting Hall, the Kobe International Exhibition Halls, there’s three of them. And each of them are really, really big buildings. I think there’s a combined square footage of something like 400,000 square feet or something like that.

日本語で申し訳ありませんが、それぞれ神戸国際会議場、神戸国際展示場3つです。それぞれ本当に大きな建物です。延べ床面積は40万平方フィートくらいだと思います。

So we wanted a method to sort of put it all into one package, which is why I came up with the idea of using 3DVista. And the client, we were one of the tenders that were putting in our proposal. We were the only ones that proposed something like this. And they went for it because you can see the-

それで、すべてを1つのパッケージに入れる方法が必要で、3DVistaを使うことを思いつきました。そして、クライアントは、私たちに提案を求めていました。私たちだけがこのような提案をしたのです。そして、彼らはそれを受け入れてくれました。なぜなら、あなたは見ることができるからです。

– Is it clickable?

– クリックできますか?

– Yeah, it’s clickable. You can either click these buttons here or click on the writing on these spots. It takes a little while to load. So I’ll show you some examples that I opened earlier.

– ええ、クリックできます。ここのボタンをクリックするか、これらのスポットの文字をクリックすることができます。ロードに少し時間がかかります。以前開いた例をいくつかお見せします。

– Okay.

– わかりました。

– Just one moment. So this is inside the meeting hall. So there are meeting rooms and a big theater inside this building. I think altogether it’s six floors.

– 少々お待ちください。これは会議場の中です。この建物の中には会議室と大きな劇場があります。全部で6階建てだと思います。

– Forgive me, Daniel. So we went from 3DVista to Matterport, and then you have a menu on the left, which is?

– ダニエルさん、失礼します。3DVistaからMatterportに移行して、左側にメニューがありますね。これは?

– This is MPEmbed. Yeah.

– これはMPEmbedです。

– [Dan] Okay.

– [ダン] なるほど。

– MPEmbed we’ve been using since 2020. Yes, 2020. Because at the time, Matterport didn’t have a menu like this. And we had issues with some clients that said, “yeah, Matterport is great, it makes the building look good, but we want to show the content of the building. Is there some way that we can sort of index the content?” And so that’s when we found MPEmbed. And we’ve been using them since 2020 as mentioned before.

– MPEmbedは2020年から使っています。当時はMatterportにこのようなメニューがありませんでした。そして、「Matterportは素晴らしい、建物をよく見せてくれるが、建物の内容を見せたい。コンテンツを索引付けする方法はありますか」と言うクライアントがいました。そこでMPEmbedを見つけました。そして、前述したように、2020年からそれらを使用しています。

– How did you find them? How did you find MPEmbed?

– どうやって見つけたのですか?MPEmbedをどうやって見つけたのですか?

– Yes, I found them through [We Get Around Network Forum]. At the time, the previous owner had created a number of explanatory videos, which you can still find at [www.WGAN.info/training], I think it’s called.

– ええ、[We Get Around Network Forum]で見つけました。当時、前のオーナーが説明ビデオをいくつか作成していて、今でも[www.WGAN.info/training]で見ることができると思います。

– Yeah, the WGAN-TV Training Academy.

– ええ、WGAN-TVトレーニングアカデミーです。

– That’s correct.

– その通りです。

– So, can we fly into a spot? Show us.

– では、ある場所に飛んでみましょうか?見せてください。

– Sure, let’s fly in. Okay, so I think personally I like the big amphitheater at the bottom, so we’ll go have a look at that. Once I work out how to press the buttons. Here we go. So as you can see.

– もちろんです。飛んでみましょう。個人的には一番下の大きな円形劇場が好きなので、そこを見てみましょう。ボタンの押し方がわかったら。さあ、どうぞ。ご覧の通りです。

KCC Virtual Tour Explained Part 2

Part 2 Transcript

– So far I’ve heard that you’ve blended three platforms: 3DVista, Matterport, MPEmbed, where there is yet another, and then there was Google Earth.

– これまでの話だと、3DVista、Matterport、MPEmbedの3つのプラットフォームを組み合わせたとのことですが、他にもう1つ、それからGoogle Earthがありましたね。

– Yeah, Tiles from Google Earth. That’s correct.

– ええ、Google Earthのタイルです。その通りです。

– Any other technologies that you used on this one?

– 他に何か技術を使いましたか?

– I guess if you were to say one more, I’m going to have to jump to a different room, but we have some 360 panoramas that we created using the DSLR.

– もう1つ挙げるとすれば、別の部屋に移動しなければなりませんが、DSLRを使って作成した360度パノラマがあります。

– And why did you use a DSLR rather than a Matterport tour?

– なぜMatterportツアーではなくDSLRを使ったのですか?

– There’s a big gap in time between when we took the shots and did the 3D scan. So the project itself, there’s four buildings all similar in scale to what you see here.

– 撮影と3Dスキャンの間には大きな時間差がありました。プロジェクト自体、ここで見ているものと規模が似ている建物が4つあります。

So as you can imagine, it would’ve taken a long time. Altogether we spent three months, probably 30 scanning days doing the facilities.

ご想像の通り、かなりの時間がかかったでしょう。全部で3ヶ月、おそらく30日間スキャンに費やしました。

But in between, there were events being held at the facility. So often we would have to scan a location, and then we would only be halfway through doing a room, and then the next opportunity to scan would be three weeks later or something like that. So this kind of proposed lots of challenges, which I’ll probably-

しかし、その間、施設ではイベントが開催されていました。そのため、ある場所をスキャンしてから、部屋の半分までしか終わらないうちに、次にスキャンできる機会が3週間後になったりすることがよくありました。そのため、このような課題が多く発生しました。おそらく…

– I want to ask you about that, but is there anything before we take it off screen share, was there something that you wanted to show us in particular?

– それについてお伺いしたいのですが、画面共有を終了する前に、特に私たちに見せたいものはありますか?

– Sure, probably just the size of some of these places. So if I show you one more of the exhibition halls.

– もちろんです。これらの場所の規模をお見せしましょう。もう1つ展示ホールをお見せします。

– Yeah.

– はい。

– This is not the largest, but if you have a look. These big empty spaces. These sort of provided a number of challenges.

– これが最大ではありませんが、ご覧ください。これらの大きな空きスペース。これらは多くの課題をもたらしました。

– I’m going to imagine you shot that space with BLK360 1st generation. I can’t imagine that you had any success with the Matterport Pro2 Camera.

– その空間はBLK360の第1世代で撮影したと想像します。Matterport Pro2カメラではうまくいかなかったのではないでしょうか。

– With the Matterport Pro2 Camera, you can sort of attack the edges of the facility. But as soon as you go more than two or three meters into the facility, the camera just gives up.

– Matterport Pro2カメラでは、施設の端の方を撮影することはできます。しかし、施設に2、3メートル以上入ると、カメラは諦めてしまいます。

About Kobe Convention Center

Kobe is a global MICE city where people from various countries and regions of the world gather together. The city’s core facility, Kobe Convention Center, is one of the major convention centers in Japan, where Kobe International Conference Center, Kobe International Exhibition Hall, and Kobe Portopia Hotel jointly welcome 2.8 million visitors annually.

グローバルMICE都市として世界各国の人々が集う神戸。その中核施設である神戸コンベンションセンターは、年間280万人を超えるお客様をお迎えする神戸国際会議場・神戸国際展示場と、神戸ポートピアホテルが一体となった、日本有数の一大コンベンションセンターです。

About Meidansha

Meidansha is a Japanese company specializing in 3D spatial imaging solutions. They offer a comprehensive suite of services, including 3D virtual tours using Matterport and other cutting-edge tools, drone services for aerial photography and 3D reality capture, high-resolution 360° virtual tours, precise point cloud capture with Leica BLK360 G1 and Cupix. Meidansha also provides software solutions as an authorized agent for RSET and MPEmbed, further enhancing their ability to deliver innovative and immersive spatial experiences.

明段舎は、3D空間映像ソリューションを専門とする日本の会社です。Matterportなどの最先端ツールを使用した3Dバーチャルツアー、航空写真やデジタルツイン作成などのドローンサービス、高解像度360°バーチャルツアー、Leica BLK360 G1とCupixによる正確な点群キャプチャなど、包括的なサービスを提供しています。さらに、RSETMPEmbedの正規代理店としてソフトウェアソリューションも提供し、革新的で没入感のある空間体験を提供する能力をさらに強化しています。

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「空間プロデュース展2024 winter」に出展

明段舎株式会社の展示会出展情報

「空間プロデュース展2024 winter」に出展

12月6日大阪産業創造館で開催される「空間プロデュース展2024 winter」で明段舎株式会社の出展が決定されました!

空間プロデュース展2024 winterについて

空間プロデュース展の特徴
  • 商業施設や公共施設などの空間設計を手がける企業が出展
  • 展示会ブースやショーウィンドウのデザイン、イベント演出をプロデュースする企業が出展
  • 装飾性・意匠性・デザイン性の高い建材を扱う企業も出展
開催概要
  • 日時: 2024年12月6日(金) 10:30~16:30
  • 会場: 大阪産業創造館 3F・4F
  • 入場料: 無料 (事前登録制)

空間プロデュース展は、空間に関する課題解決や企業間マッチングの場として、皆様のビジネスに役立つ情報や出会いを提供します。

詳細・出展企業一覧は、大阪産業創造館ウェブサイトをご覧ください。

空間プロデュース展2024 winterのLPはこちら

【建築士・企業向け】バーチャルツアー外注ガイド:3D・VR系

高画質で没入感の高い3Dバーチャルツアー(3Dウォークスルー)

【建築士・企業向け】バーチャルツアー外注ガイド:3D系VR

3D系バーチャルツアー(3Dウォークスルー)の概要:

このブログの投稿は6投稿の内の第2投稿目です。下記はその他の投稿のリンクになります。

  1. バーチャルツアーが建築事務所の業務効率化と売上アップに貢献
  2. 高画質で没入感の高い3Dバーチャルツアー(3Dウォークスルー)(この投稿)
  3. 低コストで導入可能360度写真系バーチャルツアー
  4. 設計段階から顧客に魅力を伝えるCGI系バーチャルツアー
  5. SNSで拡散しやすい「動画系バーチャルツアー」(ルームツアー)
  6. 建築バーチャルツアーを活用したマーケティング戦略

「デジタルツイン」または「3Dウォークスルー」として知られる 3D系バーチャルツアーは、特殊なカメラを使用して既存の空間を複製します。高解像度の 360 度パノラマ写真と赤外線または LiDAR 3D スキャンを融合させ、建築物の「ドールハウス」(室内の全体像を3Dにした画像)を再現します。 

3D系バーチャルツアー(3Dウォークスルー)の強み:

  1. 3D系バーチャルツアーでは、高解像度の360度パノラマ写真と、現地で3Dスキャン装置で収集した3D空間データをもとに作られた「ドールハウス」を組み合わせて、建築物の室内の全体像を提供します。
  2. この「ドールハウス」と高解像度の360度写真に建築士、クライアント、見込み客、いずれからもアクセス可能なデータポイントが配置できます。データポイントにはビデオ、写真、テキスト、フォーマットなどを設置することができます。ユーザーは現場に足を運ぶことなく建築物についての詳しい情報を得ることができ、また、お問い合わせフォームなどを設置することで、見込み客の情報収集にも役立てることができます。
  3. 上記のコンテンツは、通常はリンクまたは「iframe」コードでWeb サイトに簡単に埋め込むことができます。
  4. 3D系バーチャルツアーは、WebサイトのSEO対策にもなります。 今回のブログ記事でご紹介するバーチャルツアーの中では、3D系バーチャルツアーの平均滞在時間が最も長く、多くの場合3〜 4分に及びます(当社調べ)。Googleの検索結果の表示順位を上げるには、類似サイトと比較したときの平均セッション時間が重要な要素と言われているため、3D系バーチャルツアーはSEO対策としての効果も期待できます。
  5. 一部の3D系バーチャルツアーは、間取り図や CAD ソフトウェアとの互換性があり、設計時の建物と完成した建物を比較することができます。
  6. ドールハウスを含む3D系バーチャルツアーには計測ツールが含まれることも大きな強みです。ユーザーは3D系バーチャルツアー内で実寸の計測を行うことができます。 これにより、クライアントは、建物内の家具の配置を想定したり、ドアや階段などを通って家電を移動する計画を立てることができます。実寸計測機能は図面で調べるより手軽なため顧客にとっても非常に便利です。
  7. 導入後も訪問者数、セッション時間などのデータ取得と分析のアフターフォローが充実しており、より効果的な活用法について提案をもらいながら改善できるため、導入した効果を最大限発揮しやすいバーチャルツアーであることも大きな強みです。
バーチャルツアーのセッション時間を示すgoogleアナリティックスのグラッフ

3D系バーチャルツアー(3Dウォークスルー)の弱み:

  1. 多くの 3D系バーチャルツアーのプラットフォームは、ソフトウェアメーカーの専用サーバーでしか保存できないため、保存するバーチャルツアーの数や規模に応じてランニングコストが発生します。
  2. 3D系バーチャルツアーでは、大規模な建築物に対応できないことがあります。特に赤外線やLiDAR機能のない機器では、大きな建物の形を正確に再現できないことが多くあります。
  3. 赤外線スキャン装置を使用する3D系バーチャルツアーでは、直射日光下で撮影できないという課題があります。 LiDAR系のスキャン装置にはこの課題はありませんが、下記の4. のように、この種類の機材は高価です。
  4. 使用する機材が、別の記事で詳細を説明する予定の360度写真系バーチャルツアーやCGI系バーチャルツアーよりもはるかに高価な場合があります。たとえば「Matterport Pro 2 」カメラの価格は約50万円程度(2024年8月現在、新品か中古かによっても異なります)であり、「Matterport」というバーチャルツアー制作ソフトウェアでのみ使用することができます。 大規模な建築物にも対応できる3D系バーチャルツアーで言えば、「Matterport Pro 3」が120万円程度、「Leica BLK」が2024年に廃版となりましたが、230万円程度で売られていました。中古価格はヤフーオクで約90万円程度となっています(2024年8月現在)。といったように、通常の映像制作機材より高価な機材が必要です。カメラはレンタルすることもできますが、レンタル費用は、多くの場合、バーチャルツアー制作会社に制作を委託する場合と同程度です。
  5. 3D系バーチャルツアーは、SNS上でのインプレッションやリーチ数アップには貢献しづらい側面があります。 ただし、Webページに埋め込まれた3D系バーチャルツアーはWebページのセッション時間を長くするのに効果的です。ユーザーを Web ページへ誘導するには、ビデオ系バーチャルツアーが効果的なので、3D系バーチャルツアーは、SNS 上のビデオ系バーチャルツアーと組み合わせて使用するのがおすすめです。

3D系バーチャルツアー(3Dウォークスルー)の結論:

3D系バーチャルツアーは、建築物の室内の全体像を掴みやすい、訪れた見込み客の情報収集ができる、データポイントに豊富なコンテンツを配置できる、Web ページへ手軽に埋め込みできWebページの SEO対策ができる、3DCADおよび測定機能と互換性があるなど、多くのメリットがあります。

一方で、デメリットとしては、高価で専門的な機器やプラットフォームの使用方法を習得する必要があり、初期費用も高いと言えます。

そのため、3D系バーチャルツアーを導入する場合は、プロの3D系バーチャルツアー制作会社に委託することがおすすめです。導入後もデータ分析や活用方法の改善などのアフターフォローが充実しており、最大限効果的に活用すれば、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう (竣工事例の3D系バーチャルツアーの詳細については、明段舎のランディングページ「3Dモデルハウス作成」をご覧ください) 。

いかがでしたでしょうか。次回は360度写真系バーチャルツアーの特徴についてご紹介します。ぜひご覧ください。

バーチャルツアーが建築事務所の業務効率化と売上アップに貢献

バーチャルツアー導入のメリット

バーチャルツアー導入のメリット​

バーチャルツアーが建築事務所に革命を起こしています。 バーチャルツアーは、建築の販売促進のためのツールとしてだけでなく、近年の建築業界の業務効率化にも大きく貢献しています。

このブログでは、建築事務所でバーチャルツアーを導入するメリットを紹介します。そのうち、建築士、クライアント、見込み客、それぞれの内覧時間と交通費の節約、確度の高い見込み客の選別、オープンハウスの展示コストと住宅展示場の運営コストの削減、バーチャルツアーだからこそ得られる貴重なデータについて解説します。

まず、どのバーチャルツアーにも共通したメリットについて見ていきましょう。

マターポートpro2が住宅展示場にある

交通費と時間の節約:

バーチャルツアーを導入することで、現場での実際の立会い頻度を減らすことができ、クライアントの訪問や再訪問に同行する時間を節約できます。また、見込み客が実際の見学時に見逃したデザインの要素なども、バーチャルツアーで確認することができ、顧客にとっても大変便利です。

バーチャルツアーを導入すれば、設計や建設の進捗状況について話し合う際に、Zoom などオンラインで見込み客やクライアントとコミュニケーションを取れる範囲が広がります。建築士、クライアント、見込み客、いずれにとっても交通費や時間が節約できます。 現場での立会いにかけていた時間とお金のリソースを他にかけることで、さらに売上アップを狙うこともできます。

確度の高い見込み客を選別:​

バーチャルツアーを導入すると、見込み客は直接訪問する前に物件を詳しく探索できます。したがって、展示会場を実際に訪問する前に見込み客をある意味で選別してくれると言えるでしょう。

 見込み客は建築事務所のWebページにアクセスし、オンラインのバーチャルツアーやオンラインのオープンハウスイベントを閲覧します。 想定していたものと違うと感じた見込み客はこの時点で離脱するため、お互いの貴重な時間を無駄にすることはありません。建築士にとって、より確度の高い見込み客だけ、しっかりと時間をかけて立会いをすることができます。

一方でこれとは逆に、SNS集客などで、広く見込み客を獲得することに優れているバーチャルツアーもあります。この種類のバーチャルツアーの活用法については、「ビデオ系バーチャルツアー」の記事で詳しく説明します。

住宅展示場のコスト削減:

バーチャル ツアーと実際の住宅展示場を組み合わせることで、必要な住宅展示場の数を減らすことができます。建設コストとメンテナンスコストを節約できると同時に、バーチャルツアーによって物理的な商圏を広げることができます。 たとえば、住宅展示場のない地域では、その地域をターゲットにしたバーチャルツアーを含むランディングページを作成することによって、住宅展示場を建設しなくても見学が可能となります。

見込み客の行動分析:

バーチャルツアーを導入すれば、顧客行動に関するデータを分析できるようになります。データを分析することで、建築士は顧客の好みや行動に基づいて今後の開発を最適化できるようになります。バーチャルツアー中の建築物の各ポイントにユーザーがどのぐらいいたかの滞在時間をデータ化できるものもあります。 見込み客がデザインのどの部分に関心があるのかを知ることができます。

バーチャルツアーアナリティックスの閲覧者行動のグラッフ

次回の記事では、現在活用されているさまざまなバーチャルツアーの種類について解説し、それぞれのメリットとデメリットについて紹介します。3D系バーチャルツアー(3Dウォークスルー)360度写真系バーチャルツアーCGI系バーチャルツアー(バーチャルパス)動画系(ルームツアー)の4つの主要なバーチャルツアーについて比較検討します。ぜひご覧ください。

3Dデジタルツイン:施設の関係者の生産性アップ

3Dデジタルツイン:施設の関係者の生産性アップ

3Dデジタルツイン:施設の関係者の生産性アップ

施設や工場の3Dデジタルツインとは?

このブログで取り扱う3Dデジタルツイン技術とは、
レーザースキャンによる正確な測定で3Dモデルを生成する技術のことを指します。

施設や工場はもちろん、ホテルやレジャー業界、住宅業界など様々な分野で3Dデジタルツインが活用されています。

今回は施設や工場を管理されている方に向けた3Dデジタルツインの活用術をご紹介します。

まずは管理者にとっての導入メリットについて2点ご紹介します。

施設設計を最適化し業務の効率アップを図る3Dデジタルツイン

3Dデジタルツインを活用し、作業場・施設のレイアウト設計や変更計画の作業を効率化し、施設設計を最適化できます。

具体的な活用場面としては、設備や機器の配置の見直し、空間の利用状況の分析、機器を使う際の作業範囲や作業員の体にかかる負担の予測などができます。

また、レイアウト、インフラ、リソースの正確な最新情報を反映した非常時のシミュレーションも可能です(災害のシミュレーションの詳しくは明段舎のウェブページ「シミュレーション作成」をご覧ください)。

さらに、空間の全体像と詳細の両方を正しく把握でき、3Dレーザースキャンによってできあがった点群データをもとに高解像度のBIM(Building Information Model。「3DCAD」と呼ばれることもあります)も作成可能です。

BIMをもとに一般的なdwg形式の平面図や展開図も作成できます。図面は測量時の施設を忠実に再現。増築計画や報告書にも活用できます(レーザースキャンによるBIM作成は明段舎のウェブページ「デジタルツイン作成」をご覧ください)。

修理業者との詳細なデータ共有にも大変便利です。

レーザスキャンによるBIM図面の例

3DデジタルツインとIoTでスマートな機器管理を実現

IoTデータとデジタルツインの統合のイメージ図

IoTセンサーデータを3Dデジタルツイン空間に統合することで、リアルタイム稼働状況に関する情報と施設内の機器の購入情報や修理・メンテナンス情報と合わせて、実際に設置している場所を紐づけ、視覚的にわかりやすい形で管理できます。

例えば、3D画像中に機器の購入情報のデータのリンクを挿入したり、機器の修理方法・緊急時の対応や連絡先を表示したりすることもできます。

データ連携をすることで、施設管理者はリモートで設備の状態を速やかに把握し、故障の予測などメンテナンスにも活用できます。

また、エネルギー管理システムと統合し、施設内のエネルギーの使用状況をモニタリングし最適化できます。

続いて、作業者にとっての導入メリットです。

3Dデジタルツインで作業工程の引き継ぎをスムーズに

デジタルツインは、新たに業務を担当する作業員への工程の引き継ぎや社員研修にも活用できます。

施設のレイアウトや機器の配置、作業場の状況といった作業に必要な情報をリモートで入手できるため、事前にシミュレーションしスムーズに引き継ぐことができます。

作業の職人化・属人化を防ぐことにも役立ちます。

また、AR表示によってリアルタイムで現地の情報を把握できるため、進捗状況の管理や、ARグラスを使用してリモートで修理の指示を出すこともできます。

施設や工場見学の仮想ツアーといった社員研修も実施可能。現地とのコラボレーションとコミュニケーションを強化します。

ちなみに、一度レーザースキャンで3Dデジタルツインデータを取得すると、複数バージョンを作成ことが可能です。例えば、上記のレイアウト変更のためのBIMのバージョン、災害シミュレーションのバージョン、機器管理のバージョン、業務に関する研修のバージョンの他に、外部に向けたバージョンも。

そこで、最後に外部の顧客にとっての導入メリットです。

3Dデジタルツインでオンライン見学で成約率アップ

作成時以外施設の稼働に影響はなく、オンライン見学ができることで、成約率・満足度ともに高まります。

また工場見学などでは顧客の安全措置を配慮する必要なく、安全性を確保した状態で安心して仮想ツアーを体験していただけます。

顧客に向けた3Dデジタルツイン(3Dバーチャルツアーとも呼ばれます)はSDGsやCSRの遵守のエビデンスを見せる機会にもなります。

顧客向けの3Dデジタルツインの例は明段舎の実績ウェブページ「サタケMILSTA」でご覧になれます。

住宅展示場をVRゴーグルで見学している男

施設管理のための3Dデジタルツインのまとめ

3Dデジタルツインは、管理者にとっては「最適化とスマートな機器管理が実現し」、現場の作業員にとっては「作業のスムーズな引き継ぎのためのツールとして活用でき」、顧客にとっては「いつでもどこからでも安全にオンライン見学ができる」。3Dデジタルツインは、まさに三方良しを実現するツールです。

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あらゆる場面で活用でき、スマートな管理と利便性を実現する革新的技術、
それが3Dデジタルツインです。このようなデジタルツイン作成と応用なら、2018年から取り扱っている明段舎株式会社にご相談ください。

CoStarCEO:Matterport買収について

CoStarCEO:Matterport買収について

CoStarCEO:Matterport買収について

何千人もの不動産カメラマンを採用する

CoStarの創業者兼CEOであるAndy Floranceは、この「必読」の不動産ニュースの記事(2024年5月4日)で次のように述べています:

“1か月に数十万のスキャンを実行するために何千人もの写真家を雇うとおっしゃいました。その事業のROIはどうですか?

その費用は[Homes.com]の会費でカバーします。会員のリスティングはトップに急上昇しますので、消費者がHomes.comに来て、ワシントンD.C.のある地区を見ているとしましょう。最初の5ページにはすべて間取り図とMatterportがあります — 消費者の体験は本当に良いものです。これを通常にしていくと確信しています。他の人々もこれをもっと採用するようになるでしょう。”

「Matterport」の他社不動産検索サイトの利用について

合併が完了した後、MatterportツアーはCoStarサイトのみで利用可能ですか?

“いいえ。私たちは可能な限り大きなトレーニングモデルを手に入れたいと考えています — モデルが大きければ大きいほど、より知能的になります。ですから、私たちはそれを世界中に開放したいと考えています。Zillowは独自のデジタルツイン技術を持っていますし、RedfinMatterportを使用しています。Realtor.comはおそらく30種類の異なる技術を持っています。しかし、デジタルツインをより多くドライブする世界では、それの堅実なシェアを得るでしょう。”

バーチャルツアーと不動産マーケティング戦略、コスパは?

“もし私たちが年間5億ドル以上をマーケティングに費やしているとすれば、3Dデジタルツインの数を年間4000万〜5000万ドルで増やすことと比較してみてください。それはマーケティングよりも優れています、なぜならそれは消費者の体験とホームセラーの体験を向上させるからです。”

元のニュース記事(英字)

「CoStar CEO on Matterport Deal: Virtual Tours a Real Advantage” (realestatenews.com)」

翻訳:Chat GPT

Matterportソフトを利用したバーチャルツアー撮影について(当サイト):

マターポート3D撮影サービス

Matterport経営陣が不動産検索大手「CoStar inc.」の買収案に合意

Matterport経営陣が不動産検索大手「CoStar inc.」の買収案に合意

Matterport経営陣が不動産検索大手「CoStar inc.」の買収案に合意

今回の投稿は特別な画像やバーチャルツアー紹介などではありません。

当社が使っている3D生成ソフトの会社の近々ニュースです。

4月22日に「Matterport」の経営者が同じく米国の会社「CoStar inc.」の買収提案を受け入れる方針と、実質買収する合意を結んだことを明らかにしました。

Matterport株価の220%でプレミアム付きで買収

買収が発表するまで株価は長く低迷していました。発表前日の株価が$1.70台に付いていたのですが、SPACによる公開当時$12台だった2021年2月と比較して悲惨な状況でした。

それでも、CoStarは現金と自社株式交換合わせて$5.50を提供するなど、なんと220%のプレミアムで買います。

合意はMatterportの株主総会や米国SECの承認待ちですが、近年のMatterportの株価からしておそらくスムーズに承認されるのではないかと思います。

CoStar Group.とは?

CoStarは米国やヨーロッパにおいて売り物件やリース・賃貸物件などの不動産オンライン市場を行っている会社です。CoStar Groupはこれまで10年Matterportを使って300,000件のバーチャルツアーを展開しています。CoStar GroupによるとMatterportのバーチャルツアーがある物件はバーチャルツアーがないものと比べて20%長く見られることが(平均セッション時間が長い)ことが統計で分かるとことです。

これはやはりCoStar Groupは高く払ってでもMatterportを買いたいわけですね。

下記はGoogle翻訳した5月22日のCoStarのプレスリリースの一部です。

「CoStar Groupは、apartments.comLoopNetCoStarHomes.comなど、世界で最も効果的で広く認知されている不動産情報ソリューションとオンライン不動産マーケットプレイスを運営しており、これらはすべてMatterportの3Dバーチャルツアーを特徴としています。CoStar GroupはMatterportの技術を最初に採用した企業の1つであり、現在、CoStarの情報製品とオンライン不動産マーケットプレイスで約30万のMatterportデジタルツインを利用できます。CoStar Groupマーケットプレイスの広告主は、Matterportバーチャルツアーの価値を明確に認識しています。2024年3月、Apartments.comでのMatterport 3Dツアーの閲覧回数は740万回を超え、Matterportが利用可能だった場合、消費者はアパートのリストを見る時間を20%長く費やしました。CoStar Groupは、Homes.comでも同様にMatterportを活用し、市場で最も包括的なエージェント、売り手、買い手に優しい住宅ポータルをさらに強化する予定です。」

このように、Matterportに限らずバーチャルツアーは建物を見てほしい方にとっては必要不可欠な広告手段だと評価されています。バーチャルツアーソフト開発の最大手の株化にプレミアムをつけて払ってでも買われるまでです。

Matterport:米国の不動産営業の強力な武器を日本の不動産市場で活かそう!

ちなみに、2018年2月に明段舎設立前、創業者が個人の屋号「バーチャル不動産」で事業を開始しました。明段舎は2018年当時から日本でMatterportを使っています。国内の不動産物件の3Dバーチャルツアーの需要が少ないと思い、設立と同時に社名を「明段舎」にしましたが、やはり不動産業に当社が提供するマーケティング武器をご検討いただきたいです。

不動産業者にとっては3Dバーチャルツアーは遠方の物件のオンライン見学で時間の節約だったり、より多くの見込みに物件を見てもらい買い手を増やしたり、売り手の付加価値サービスとして手数料値上げなど、さまざまな利点がございます。

アメリカでへ当たり前になっている3Dバーチャルツアーが御社の広告戦略に貢献できることについて下記のWebページをご覧ください。

https://meidansha-co.com/home/services/matterport_3d_photographic_service/

「XR/メタバース体験型ネットワーキングセミナー」に振り返る

「XR/メタバース体験型ネットワーキングセミナー」に振り返る

「XR/メタバース体験型ネットワーキングセミナー」に振り返る

2024年3月5日「XR/メタバース体験型ネットワーキングセミナー」に出展しプレゼンをしてきました。

2024年3月5日「XR/メタバース体験型ネットワーキングセミナー」に出展しプレゼンをしてきました。

XR企業に出会いました

当社を入れて、近畿圏を代表するXR企業28社が出展し、周りに初めて対面で会う会社の代表(iPresenceCreative Office HarukaZIZOSkeleton Crew Studio藤川樹脂、メタバーズRedefine Arts)と前からお目にかかったことがある方(ズームスexAgent)と久々合えてよかったです。

 

顕在化したニーズから「デジタルツイン」の意見交換

当社のブースにお越しになる方の内、詳しく意見交換やニーズの話ができたのも良かったです。潜在的に点群データやデジタルツイン作成のニーズがあると思っていた点検作業について特に何人かと話しました。当社の技術と合わせるとよりコスパよく、スピーディーに実現できると感じた訪問者もいらっしゃいました。

また、過去の製品展示XR記録に感心を寄せた方もいらっしゃって、コロナ禍で生まれたニーズは引き続き強いことを実感しました。海外のバイヤーさんがリモートに慣れ、展示のオンライン化が進んでいるそうです。

明段舎のコンセプトを発表

締め間もないの当社のプレゼンタイムでしたが、明段舎のコンセプト「『つながるデジタル空間』:AR・IoTデータ・シミュレーションを駆使したWebコンテンツで、人々の生活に役立てるデジタルツイン空間」を発表することができました。このコンセプトはこれまで5年に振り返って考えたものです。今回のプレゼンのために用意したかもしれませんが、思うように耳に響くまで、1ヶ月以上思案してきたものです。

これからの1年で「つながるデジタル空間」をこのブログで公開しますので、フォローください!

MATTERPORTx空間ARの実験報告

MATTERPORTx空間ARの実験報告

MATTERPORTx空間ARの実験報告

Matterportと空間AR

2023年9月19日、株式会社中西金属工業の大阪市北区にある本社敷地内「コモングラウンド・リビング・ラボ」(以下「CGLL」)にて、2023年5月に行ったデジタルツインとAR実験の報告を行いました。 2021年10月に同じくデジタルツイン(MATTERPORTクラウド・ソフト使用)と空間ARを大阪市港区にある「POWER ARTS」で行いましたが、当時は通信環境やサーバー容量・その他画像の最適化などの問題点から、リアル空間でのAR表示の安定性が欠けていました。 今回は2018年版のiPhone(iPhone XR)でも安定的な表示が確認できました。 実験中の様子が分かる動画を作成しましたので、こちらでご確認ください。

CGLLについて

「【異業種が集まり、コモングラウンドを試して作れる世界初の実験場】 データ/実験結果を互いに提供し、実証を進め、技術・運営ノウハウを集積。複数の企業や団体がフラットに議論、実験し、次世代都市の空間情報プラットフォーム実装を探ります。」(株)中西金属工業の他、大阪商工会議所、(株)竹中工務店、(株)gluon、(株)日立製作所、(株)三菱総合研究所が運営メンバーとなっています。

中西金属工業株式会社のHPはこちら

コモングラウンド・リビング・ラボ(CGLL)のHPはこちら