建築バーチャルツアーを活用したマーケティング戦略by MEIDANSHA2024年10月08日バーチャルツアー制作0 顧客満足度と集客力アップを実現する 建築バーチャルツアーを活用したマーケティング戦略 このブログの投稿は6投稿の内の第6投稿目です。下記はその他の投稿のリンクになります。バーチャルツアーが建築事務所の業務効率化と売上アップに貢献高画質で没入感の高い3Dバーチャルツアー(3Dウォークスルー)低コストで導入可能360度写真系バーチャルツアー設計段階から顧客に魅力を伝えるCGI系バーチャルツアーSNSで拡散しやすい「動画系バーチャルツアー」(ルームツアー)建築バーチャルツアーを活用したマーケティング戦略(この投稿)バーチャルツアーが特に建築業界にどのようなメリットをもたらすかを詳しく見てみましょう。 (バーチャルパス)マーケティングの加速と顧客への価値提供 バーチャルツアーにより、建築士は契約が決まった時点からすぐにクライアントとCGI系バーチャルツアーや加工の施工事例の3D・VR系のバーチャルツアーを用いながら、イメージを共有したりコミュニケーションを図ったりすることができます。さらに、クライアントにとっては自分のペースで物件を探すことができ、費用と時間をかけて直接訪問する手間を最小限に抑えることができます。 また、過去の設計の成功事例のバーチャルツアーを活用することで、新しい見込み先へのアプローチを加速させることもできます。 建築事務所でバーチャル ツアーを活用した、理想的なビジネス戦略モデルの例を上げてみましょう。 ステージ 1. コンセプトの視覚化 - CGI系バーチャルツアー(バーチャルパス) CGI系バーチャルツアーは施工着手前に、、建築士が設計コンセプトを視覚化し、クライアントとイメージを共有しながらアイデアを具現化するための強力なプラットフォームを提供します。簡単なレンダリングであれば、多くの3DCADソフトウェア内で作成できます。大規模なプロジェクトでは、バーチャルツアー制作会社がレンダリングしたCGI系バーチャルツアーで、競合提案との差別化を図ることができます。 プロがレンダリングしたCGI系バーチャルツアーは、没入型で視覚化しやすく、建築士の作成する従来の静的なバーチャルパス画像や手書きのパスより、圧倒的な競争上の優位性をもたらすことができます。 ステージ 2. プロジェクトの進捗状況の共有 - 360度写真系バーチャルツアー 現代では建築士はプロジェクトの進捗状況を把握し、コンセプトを効果的に視覚化するツールが必要です。 建築士向けにカスタマイズされた 360度写真系バーチャルツアーはそれに最適です。建設中の建物の360度写真系バーチャルツアーは、クライアントや関係者に現在の進捗状況を共有するのに効果的です。 360度写真系バーチャルツアーを導入することで、クライアントは現場の立ち会いに時間と費用をかけずに済み、また施工会社は作業を中断する必要がありません。360度写真系バーチャルツアーは、ここでご紹介したバーチャル ツアーの中で最も安価であり、多くの関係者による視察が必要な大規模プロジェクトにおいて、関係者の交通費のコスト削減を図ることができます。360度写真系バーチャルツアーは、一般的な報告書などでPDFに写真を貼り付けるよりもわかりやすく、建物の平面図と照らし合わせることができます。360度写真系バーチャルツアー内で施工中にフォームなどを通じて共有されたフィードバックにより、関係者と建築士の間でより密な連携ができます。 ステージ 3. プロジェクトの完成の記録 - 3D系バーチャルツアー(3Dウォークスルー) 3D系バーチャルツアーの導入により、建築士は没入型のポートフォリオを提示できます。見込み顧客に効果的な印象を与え、専門知識とスキルを兼ね備えていること、ビジョンを共有することで安心感と信頼を育みます。3D系バーチャルツアーは、建築士の初期コンセプトを視覚化するCGI系バーチャルツアーとは異なり、実際に完成したプロジェクトを正確にキャプチャします。したがって、3D系バーチャルツアーは、将来の見込み顧客に建築士の力量と実績を示すのに最適です。動画系バーチャルツアーでは、編集技術の力量により、プロジェクトの要素が閲覧者に伝わるかどうかが決まります。建築士の判断によってビデオ内容が決まるため、建築士が重視しないプロジェクトの側面はビデオ系バーチャルツアーでは反映されないことがあります。 しかし、3D系バーチャルツアーではすべての詳細が記録されるため、見込み顧客は建築士の実績をじっくりと見極めることができます。3D系バーチャルツアーは、建築士や関係者の Web サイトに簡単に埋め込むことができ、建築士が関係者に追加で提供するサービスに適しています。3D系バーチャルツアーはサイトから取得した統計データを分析することで、見込み顧客がデザインのどこに関心があるのかを知ることができます。 ステージ 4. コンテンツマーケティング - 動画系バーチャルツアー(ルームツアー) 動画系バーチャルツアーは強力なコンテンツマーケティング ツールになります。建築士がオンラインで物件を紹介し、さまざまなSNS上で共有できます。SNSで共有された動画系バーチャルツアーから建築士の Web サイトへのリンクがクリックされるよう動線設計することで、新規見込み顧客のリーチを獲得することができます。見込み顧客が建築士のWeb サイトへリーチした後は、動画系バーチャルツアーが、このブログの別記事で取り上げているより没入型のバーチャル ツアーの出番です。 例えば、、建築士の Web サイト上の 3D系バーチャルツアーまでたどり着いた見込み顧客は、物件見学フォームに回答したり、ニュースレターの購読に申し込んだりする可能性が高くなります。 結論 バーチャルツアーは、マーケティングの加速、顧客サービスの向上から、コスト削減、データの分析結果の提供まで、建築士にたくさんのメリットをもたらします。 バーチャルツアーをマーケティング戦略に活用することで、建築実績をわかりやすく提示し、顧客に期待以上の付加価値を提供することができます。 投稿をシェア PREV危機管理を支援:画期的なシミュレーションソフト「RSET」 NEXT「空間プロデュース展2024 winter」に出展 MEIDANSHA Related Posts MICE施設の3Dバーチャルツアー:課題と解決策 2024年11月15日 MICE施設の3Dバーチャルツアー作成における課題と解決策を紹介。スキャン範囲の決定、作業日数の予測、位置合わせエラー、レイアウト変更など、具体的な問題と、Matterport、Leica BLK G1、MPEmbedを活用した解決策を解説。効率的な3Dバーチャルツアー作成を実現するためのヒントが満載です。... Kobe Convention Center 3D Virtual Tour 2024年11月14日 Meidansha's Daniel Brown presented a virtual tour of the Kobe Convention Center on the WGAN Live at 5 show. The tour, created with 3DVista, Google mapping tiles, and Matterport, features... 【建築士・企業向け】バーチャルツアー外注ガイド:CGパス 2024年09月05日 CGIバーチャルツアーは、建築士が設計コンセプトを視覚化し、クライアントとコミュニケーションをとるための営業ツールとして活用されます。...