メタバースの概念や最新動向、ビジネスへの影響について探求します。仮想空間での体験やデジタルツインの可能性、さらにはVRやARとの関連性についても解説します。メタバースがもたらす新たなビジネスチャンスやテクノロジーの進化に迫ります。
危機管理産業の課題の一つは、大型訓練にかけられる時間が限られること、また訓練に伴う人件費です。危機管理の必要性が高い観光施設ほど、インバウンドの影響もあり利用稼働率が高いため、時間をかけて様々な想定で訓練をすることが難しい状況にあります。的を絞った致命的なリスクに備えるだけで手一杯であり、幅広い想定と対処の方法について検証することが難しい状況です。また、ミスが許されない業界では想定段階で情報が不足しがちだという課題を抱えています。
RSETは、レーザースキャンやドローン撮影で取得した実際の建物や施設のデータを元に、バーチャル世界に現実をそのまま再現します。建物の倒壊、火災や煙の広がり具合まで、まるで現実世界にいるかのような体験ができます。
RSETは米国海軍研究局の支援を受け、2014年に開発がスタートしました。海兵隊員が直感的に操作して現実世界を再現でき、訓練や事後レビューを行うツールとして完成しました。現在では米国(ケンタッキー州レキシントン市)消防署の災害支援訓練にも活用されています。
RSETには、大きく8つの特徴があります。
RSETを活用するメリットは主に3点あります。
課題や問題点を事前に洗い出せるシミュレーションで実際の災害時の課題や問題点を洗い出し、見落としを減らすことで、本番の訓練をより効果的にすることができます。
付随的に起こる事態を想定する周辺で付随的に起こる本来想定していなかった事態が見えてくることで、事前に対処を考えることができます。
様々な想定で何度も訓練できる様々なパターンの想定を作り、あらゆる角度から何度でも訓練できるため、導入費用と人件費等を加味しても、費用対効果が高いと言えます。
RSETは2024年10月9日~11日に東京ビックサイトで開催される危機管理産業展(RISCON TOKYO)で米国大使館・総務省の展示内に展示されます。
明段舎株式会社は、2018年からデジタルツインを作ってきた経験を活かし、デジタルツイン空間を作るだけではなく、シミュレーション機能を追加します。
このシミュレーション機能を使うことで、デジタルツインの利便性を向上します。例えば、実際に存在する建物をレーザースキャンやドローンフォトグラメトリを使ってデジタルツインで再現。災害時や密集時の状況などをシミュレーションすることで、業務を効率化したり、活用方法の幅を広げたりすることができます。
RSETは、日本国内の危機管理支援ツールとして今後普及していくでしょう。同時に、明段舎は、RSETを日本の危機管理産業の現状に合わせてさらに改良していきます。
RSETは、10年以上前に米国海兵隊が直面していたクリティカルなコミュニケーション課題に対処するために設立されたソフトウェア企業です。
デジタルツイン開発ツールとしてのRSETは、デジタルツイン内で没入型体験を簡単に作成できるため、設計やシミュレーションを効率化し、意思決定の精度の向上に役立ちます。
RSETのHP
明段舎株式会社は、
『つながるデジタル空間』:次世代の3D空間映像とWebコンテンツを活用したデジタルツイン空間で、人々の生活をより豊かに
というコンセプトで2018年に創業し、2019年末に法人を設立しました。3D空間映像とWebコンテンツを駆使して、人々の生活を豊かにするデジタルツイン空間を創造しています。
これまで、300件を超えるバーチャルツアーやデジタルツイン作成実績を持っており、業務ツールや広告コンテンツに応用されている事例が多数あります。
明段舎株式会社のHP
RSETパートナーページ
3月5日、明段舎株式会社は近畿経済産業局・大阪商工会議所・KDDI株式会社・株式会社島精機他がスポンサーするXR/メタバース体験型ネットワーキングセミナー「近畿XR企業と創る未来社会~EXPO2025を見据えて~」に出展します。
当社のAR展示が他近畿圏内の有望なメタバースやデジタルツイン企業(合計28社)の展示と並びます。
以下、近畿産業局のプレスリリースより:
「企業のDX 化や新サービス開発を実現する XR 、メタバース、デジタルツイン。同分野に関連する制作技術を有する近畿圏内の企業が一堂に集結し、来場者が体験できる展示ショーケースやプレゼンテーションを通じてその技術を紹介します。XR/メタバース産業の動向や、大阪・関西万博を見据えたバーチャル万博の現状等の紹介を行うカンファレンスも開催。大阪・関西から始まるXR の未来をともに考えるイベントです。」
イベントは3月5日13:00~17:00に大阪工業大学内の「都心型オープンイノベーション拠点『Xport』 」にて行われます。」
近畿経済産業局のランディングページはこちら
近畿経済産業局のウェブサイトににある「近畿XRコンテンツ制作企業集」に明段舎株式会社が掲載されることになりました。
明段舎株式会社は「製造業」、「建築業」、「教育」のデジタルツイン制作業者として掲載することになりましたが、「近畿XRコンテンツ制作企業集」は他に近畿圏で活躍する優秀なメタバース空間構築業者・メタバース空間運営業者もたくさん含まれております。
「近畿XRコンテンツ制作企業集」は近畿産業局のウェブページで下記のリンクよりご確認できます。
名簿中に当社の制作事例は下記があります。
デジタルツインとAR体験
平城宮跡第一次極殿院
日本真珠会館
近畿経済産業局の発表ページ
近畿経済産業局のプレスリリース(PDF)
近畿経済産業局の「「近畿XRコンテンツ制作企業集」(PDF)
「【異業種が集まり、コモングラウンドを試して作れる世界初の実験場】 データ/実験結果を互いに提供し、実証を進め、技術・運営ノウハウを集積。複数の企業や団体がフラットに議論、実験し、次世代都市の空間情報プラットフォーム実装を探ります。」(株)中西金属工業の他、大阪商工会議所、(株)竹中工務店、(株)gluon、(株)日立製作所、(株)三菱総合研究所が運営メンバーとなっています。
中西金属工業株式会社のHPはこちら
コモングラウンド・リビング・ラボ(CGLL)のHPはこちら
「デジタルツインの最新動向/利活用の可能性に迫る!」という題名大阪工業大学梅田キャンパス校内で開かれている「Xport」に公園の登壇に招かれました。
デジタルツインの利用方法(建設業・広告・施設運営など)、デジタルツインの制作方法(点群データ・BlenderやUnityなど)、また当社の事例を紹介しました。
当社のデジタルツイン事業についてこちらまでご確認ください。
「大阪商工会議所と大阪工業大学が、2018年4月に開設した都心型オープンイノベーション拠点「Xport(クロスポート)」では、大企業、中堅・中小企業、スタートアップ、学生などの多様な主体が、イノベーティブな発想を実現できる場として、様々な活動を展開しております。(Xportウェブサイトより)」。
大阪商工会議所の投稿はこちら
Xportの投稿はこちら